子供がいると公共交通機関での移動は大変なので、車を買う人が多いですよね。
周囲に気兼ねなく移動できるのはとても便利。
我が家でも子供ができてから、車を買おうか迷った時期がありました。
しかし、ただでさえ子供にお金がかかるのに、さらに車のローンまでかかってきたら大変だと思い、ためらっていました。
そんな折に、家の近くにあるカーシェア(タイムズ)を利用してみたらとても便利で、それ以降、車を買わずに、必要な時にカーシェアを利用する生活にしています。
予約の手間がある以外は、自分の車と変わらない使い勝手ですが、金額は非常に安く済んでいます。
本記事では、カーシェアを活用して子育てをこなしている実績と、これまでかかった費用について赤裸々に公開したいと思います。
目次
カーシェア「タイムズ」を利用して分かったメリット・デメリット
カーシェアのメリット
子供が生まれて半年になりますが、その間、移動はカーシェアを利用してきました。
半年使ってわかったカーシェアのメリットは次の通りです。
維持費がかからない
ガソリン代がかからない
乗りたい時にすぐ乗れる(ただし、近くにタイムズがあれば)
出先でもカーシェアが利用できる
何と言ってもお金面でとても有利です。
自分の車を持つ場合、車の購入費用だけでなく、駐車場代・保険料・ガソリン代・税金などがかかりますが、カーシェアならそれらが一切かかりません。
一応、月額880円はかかりますが、毎月880円までは無料で乗れます。つまり、毎月880円以上乗るなら月額費は気にする必要はありません。
カーシェアなら毎週末にお出かけしても月2万円はかかりませんでした。
車を持っていれば維持費で月3万円はかかりますので、お金の面ではカーシェアに大きなメリットがあります。
カーシェアのデメリット
一方、メリットがあればデメリットもあります。
実際に使って感じたデメリットをまとめました。
マンションの駐車場よりは遠い
遠出ではレンタカーが有利
思わぬ出費が生じることがある
こうやって書き出してみると、デメリットもそこそこありますね。
うちの周りにはタイムズが3箇所ありますが、一番近いステーションで予約が取れなかった場合、遠くのステーションまで歩く必要があります。
赤ちゃんを連れて行く場合はすこし大変です。
また、6時間以上使う場合は距離料金(ガソリン代より高い)がつくため、レンタカーの方が安くなります。
使い分けるのが面倒な人には向かないかもしれません。
実際に使っていると、5時間の利用でおさまるはずが、赤ちゃんがぐずって6時間を超えてしまった、という場合もありました。
6時間を超えた途端に距離料金がどーんと加算されるため、思わぬ出費を強いられることもありました。
都市部ならカーシェアのメリットが大きい!
カーシェアのメリット・デメリットを書きましたが、結論としては、都市部ならメリットが大きいと思っています。
タイムズは都市部を中心に密集して展開していて、私が済んでいる横浜市には約1,500台もの車が用意されており、使い場所に困りません。
また、「ちょっと公園までお出かけ」「ちょっとお買い物」という用途が多く、カーシェアの低コストが存分に活かせるのです。
一方、都市部以外にはステーション・台数ともに少なく、車での移動が基本となりますので、使いにくい上にコストがかかってしまうでしょう。
子育てでカーシェアを使ってみた実績
生まれてから半年の利用履歴
娘が生まれてから1ヶ月後にタイムズの契約をしました。
契約してから半年間の利用履歴はこのようになりました。
生後3ヶ月はほとんど使わず
里帰り出産だったので、生まれてから3ヶ月ほどは使う機会が少なかったです。
実家(山梨と埼玉)との行き来はありましたが、数日間の利用になったり、乗り捨てしたかったりしたので、レンタカーを利用しました。
都心以外ではカーシェアの出番はありませんね。
自宅に戻ってからは週一で利用
4〜5月は新型コロナで出かけられませんでした。
少し落ち着いてからは週一で公園などに出かけるようになり、3〜4時間のちょい使いでお得に活用しています。
6時間以内なら距離料金がかからず、カーシェアのメリットが活かせます。
月1万円以下なのでかなりの節約に
車を持つと維持費だけで数十万円かかりますが、うちの場合は月1万円以下で済んでいるので、車は持たないのが正解でした。
車を持ったら持ったで便利かもしれません。
しかし、バスや電車も活用することで不便は感じていないので、カーシェアで十分かなと思っています。
もう少し大きくなれば、出かける範囲も広がり、使う頻度も増えるでしょう。
それでも月3万円以内なら車の維持費と変わりません。
タイムズにかかる費用
我が家が利用している車の料金体系を紹介します。
車のランク(ベーシック-ミドル-プレミアム)によって異なりますが、一番安いベーシックで書いていきます。
月額880円
これは全会員共通でかかってくる費用です。
全く利用しなかった場合は単純に880円かかります。
利用した場合、利用額から880円が差し引かれますので、毎月必ず利用する人にとっては月額費は無いようなものです。
時間料金(15分220円)
タイムズは時間料金が基本です。
15分で220円、1時間につき880円がかかります。
月20時間以内に抑えれば車を持つよりかなり安くなります。
また、タイムズは予約時間の15分前から乗ることができるので、これを活用すると少し節約することが可能です。
距離料金(1km16円)
距離料金は6時間以上の長時間の場合にかかってきます。
6時間未満の場合は距離料金はかかりません。
県をまたぐような移動では100km〜200km乗ることになり、金額も相当高くなります。
距離料金がかかるような長時間利用の場合、1日5,000円程度でレンタカーを借りた方が効率的です。
カーシェアのおすすめの使い方
近場への買い物
カーシェアのメリットは6時間未満の短時間利用です。
荷物が多く乗る車種が多いので、近場への買い物に最適です。
価格の安いベーシックでは軽自動車が多いですが、普通車も利用可能です。
公園へのお出かけ
公園へのお出かけでもよく利用しています。
公園には電車やバスでは行きづらいので、車が便利ですね。
3時間ほどの利用なら2,500円くらいです。
公園に行くだけで2,500円は高い気もしますが、車を持っていたらもっと高いので、割り切って利用しています。
超お得なナイトパックの利用
タイムズには「ナイトパック」というお得な制度があります。
ナイトパックは夜18:00〜翌9:00を定額で利用でき、一番安いベーシックでは2,640円となっています。
たまにキャンペーンで安くなり、2020年10月1日までは770円で利用可能です。
別途距離料金はかかりますが、子供の寝つきが悪い時のドライブなどに活用できますね。
我が家では夜のディズニーランド周辺をドライブしようかと計画中です。
まとめ
我が家の車事情についてまとめてみました。
今のところ、車を所有しなくても、カーシェアがあれば、困ることなく生活できています。
我が家にはメリットの方が大きいです。
近くにステーションがある方は、カーシェアも検討してみてはいかがでしょうか。